学習リソース
ここでは、参考になるであろう学習リソースについてまとめます。 見出しが外部リンクになっています。
Webサイト
パソコンに関することは、パソコンに聞くのがよいことが多いです。
OpenCV
公式サイトです。 一番信頼できる情報源は、公式のサイトになるため、確実な情報を求める場合はここを訪れましょう。 ページが多く、Pythonの情報にアクセスしづらいため、下記によく訪れるであろうページを抜粋します。
OpenCV-Python Tutorials
公式のチュートリアルです。 一通り目を通しておくと、どのようなことができるかがわかります。 チュートリアルに沿って自分で手を動かしてみると、書き方のお作法もわかります。
OpenCV modules
モジュール一覧です。 つまり、関数のヘルプドキュメントになります。 関数の使い方で困ったときは、ここから検索します。 また、チュートリアルはこのページからアクセスできます。
OpenCV Forum
公式のフォーラムです。 Q&Aなどがまとめられているため、困ったときは類似の質問を探してみましょう。
本
本は、最新の情報を反映できないことが多いという欠点はありますが、有料であるためにある程度の信頼性が担保されています。 一冊でも手元にあると、便利なことが多いです。 ここでは、私の所持している本からいくつか抜粋いたします。
OpenCVによる画像処理入門 改訂第2版
OpenCVを用いて画像処理について基本から学ぶことのできる本です。 Pythonだけでなく、C言語や疑似言語(プログラミング言語のような記述をしたもの)も一緒に書いてあります。 「こうしたいときはこの関数を使う」ということだけでなく、画像処理のアルゴリズムや基本的な情報についてしっかりとまとめてあるため、読むだけでも勉強になると思います。 理屈からしっかりと理解したい人におすすめです。
また、姉妹本となるOpenCVによるコンピュータビジョン・機械学習入門も出版されており、こちらは前述の本とは異なるトピックや機械学習について深堀りされています。 目次を読んでみて、必要と思ったら合わせて購入されるとよいと思います。
Pythonで始める OpenCV 4プログラミング
こちらの本は、とりあえずPythonのOpenCVでどのようなことができるか、どのようなコードを書くのかということを知ることができる参考書です。 実際の処理の後に、その処理に用いた関数の説明が丁寧に書いてあるため、応用が利きます。 とりあえず画像処理をやってみたいという方におすすめです。
詳解 OpenCV 3 ―コンピュータビジョンライブラリを使った画像処理・認識
技術書について定評のあるO’Reilly社から出版されている解説書です。 タイトルに「詳解」とついているように、どの本よりも詳細に解説されており、とても分厚い本です。 参考書というよりは、関数のリファレンスとして使用する使い方になると思います。
こちらの本は、Pythonのコードは書いておらず、C++のコードのみなので注意です。 また、ほかの本と比べお値段も結構するため、購入には覚悟が必要です。 最初の1冊としてはおすすめできませんが、本で網羅的にOpenCVについて学びたい方にはおすすめの本です。
ディジタル画像処理 [改訂第二版]
画像処理エンジニア検定エキスパートという、画像処理の検定の公式参考書です。 検定の参考書というだけあり、画像処理について基本的なことからアルゴリズム、歴史や法律まで網羅的に学ぶことができます。 画像が豊富で、フルカラーのため視覚的に理解がしやすいです。 プロの方には物足りないかもしれませんが、基礎から画像処理についてしっかりと学びたいという方にとってはとてもおすすめのできる一冊です。