環境構築

Published

2024-09-15

Modified

2024-09-15

venvで仮想環境を構築する

インストール

python -m venv venv

後ろのvenvはパス名になります。 この場合は、直下にvenvという名前のフォルダが作成されます。

アクティベート

インストール後はアクティベート(有効化)が必要です。

Bashの場合 (Mac/Linux)

source venv/bin/activate

PowerShellの場合 (Windows)

venv\Scripts\activate

多分\/でもうまく動作します。

このとき、権限がないとか、許可されていないとかの文章が表示されてうまくいかない場合は、管理者権限でPowerShellを開き、以下のコードを入力します。 管理者権限で開くには、PowerShellを右クリックしてそこから選択します。

PowerShell Set-ExecutionPolicy RemoteSigned

その後、もう一度、以下のコードを実行します。

venv\Scripts\activate

パッケージのインストール

一つの端末でプロジェクトを進めている場合は、pipなどを使ってどんどんパッケージをインストールしていっても問題ありませんが、複数人や複数端末で作業している場合は、インストールするパッケージやそれらのバージョンを共通にすることが通常です。

そのような場合は、requirement.txtに必要なパッケージを書き出し、一気にパッケージをインストールすることで、簡単に環境を揃えることができます。 本HPにおけるrequirement.txtは以下のようになっています。

requirement.txt
jupyter==1.1.1
opencv-python==4.10.0.84
PyYAML==6.0.2
nbformat==5.10.4

==はバージョン指定のためのものです。 なくても構いませんが、仕様が変わるようなアップデートがあった場合はプロジェクト内で固定しておいたほうがエラーが減ります。

書き出したrequirement.txtは以下のようにしてパッケージをインストールします。

pip install -r requirements.txt

-rは次のrequirements.txtからインストールしますということを伝えるためのオプションです。

参考

Requirements File Format

jupyter 1.1.1

opencv-python 4.10.0.84

PyYAML 6.0.2

nbformat 5.10.4