Rでleafletを使って国土地理院地図を読み込む

R
leaflet
Published

December 2, 2024

パッケージの読み込み

leafletパッケージはinstall.packageでインストールできます。

install.packages("leaflet")

インストールしたら、library関数で読み込みます。

library(leaflet)
Warning: package 'leaflet' was built under R version 4.3.2

通常の地図

まずは通常の地図を作成してみます。 leaflet()で地図を作成して、addTiles関数でタイルを追加します。 地図は多くの場合”map”の頭文字mという変数に入れ、mだけを実行すると地図が表示されます。

addTilesはデフォルトではOpenStreetMapというオープンデータの地図タイルを読み込見ます。

m <- leaflet()
m <- addTiles(m)
m

基本的にはOpenStreetMapの地図で十分ですが、他の地図も読み込むことができます。 日本の地図といえば、国土地理院の地図が有名です。 国土地理院からもいろいろな地図をお借りすることができます。

一覧は地理院タイル一覧から確認できます。

例えば、白地図を電子国土基本図という一般的な地図を使うときは、そのURLをaddTiles関数のurlTemplate引数に指定します。

このとき、必ず引用元を記載するようにしましょう。

同サイトによると、

基本測量成果以外で出典の記載のみで利用可能なものは、出典を記載いただくことで、申請なくご利用いただけます。出典は「国土地理院」または「地理院タイル」等と記載してください。ただし、タイルによっては「国土地理院」または「地理院タイル」等の出所明示に加えて、個別の出所の明示が必要な場合があります。詳細は各情報の備考をご覧ください。また、1.と同様に、地理院タイルをウェブサイトやソフトウェア、アプリケーション上でリアルタイムに読み込んで利用する場合、地理院タイルは出典の明示のみで申請不要でご利用いただけます。出典は、「国土地理院」または「地理院タイル」等と記載していただき、地理院タイル一覧ページ(https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html)へのリンクを付けてください。

とのことでした。 引用元などの情報はattribution引数にHTMLタグとして指定します。

map_url <- "https://cyberjapandata.gsi.go.jp/xyz/std/{z}/{x}/{y}.png"
attribution <- '<a href="https://maps.gsi.go.jp/development/ichiran.html">国土地理院</a>'

m <- leaflet()
m <- addTiles(m, urlTemplate = map_url, attribution = attribution)
m
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